標高約550mから蘇陽峡が見渡せる展望台です。
五ヶ瀬川上流に位置する蘇陽峡、有名な観光地「高千穂峡」の上流になります。
高さ約200mもの切り立った絶壁が、竿渡の滝から花上ダムまで10kmも続く、全国でも珍しい“U字谷渓谷”です。
長崎鼻展望台から渓谷を見下ろすと、深い緑の中を白い川筋が走り、その雄大な景色は圧巻。
まさに“九州のグランドキャニオン”です。
秋には紅葉で染まり、一段と美しくなります。
駐車場は、広く停めやすいです。
駐車場から、展望台までは遊歩道を通って行きます。
駐車場脇に設置されている看板
200mの深さを誇る蘇陽峡は、一瞬で谷を埋める火砕流と何万年もかけて地層を削る川の作用の繰り返しで作られてました。
ダム周辺の河床では恐竜がいた白亜紀の頃の地層も見られます。
散策ルートもあるようで、左下にマップが書かれています。
約30分で河床まで行けるようです。
駐車場から階段を下ります。
小屋はトイレになっています。
遊歩道を進むと、徒歩3分程度で展望台に着きます。
展望台横にある看板
矢部周辺県立自然公園が書かれています。
蘇陽峡の案内看板
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蘇陽峡は、九州中央山地を源とし延岡に流れる五ヶ瀬川によって形づくられた、県内有数の峡谷です。
この一帯は、阿蘇の南外輪山に連らなる高原で、阿蘇容結凝灰岩が台地をつくっています。
その台地を五ヶ瀬川が永年にわたって削り取り、この蘇陽峡やさらに下流に高千穂峡を形づくってきました。
蘇陽峡は、U字型の峡谷で、その幅は200mから300mにも及び、深さも150mから200mの切り立った絶壁が14km程続いています。
峡谷の渓流沿いには峡谷内く探勝する遊歩道も整備されています。
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展望台は、桟橋が張り出しています。
張り出した先から、蘇陽峡を見れます。
U字谷渓谷が続いています。
展望台の下には、散策ルートが続いています。
休憩の東屋も見えます。
一度、河床まで行ってみたいです。